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米元高官、オバマ大統領の習主席との会談を評価
2014年 11月 6日11:08 / 提供:中国国際放送局

 2010年から2013年にかけてアメリカのオバマ政権の下で国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めていたトーマス前補佐官は5日、まもなく北京で行われる予定のアメリカのオバマ大統領と中国の習近平国家主席との会談は、米中両国首脳がカリフォルニア州にある故ウォルター·アネンバーグ氏夫妻の旧邸宅で開いた首脳会談に継ぐ重要な会談となり、「オバマ大統領にとって今年もっとも重要な二国間会談だ」とし「両首脳は会談で両国関係をさらに発展させる決心を改めて強調する」と予測しました。

 トーマス前補佐官は「『新型大国関係』という概念が提出された後、両国はその内包を確認する必要がある。具体的には、両国は投資協定をめぐる交渉を進め、気候変動に共同で対応し、両軍の交流を強化し、テロリズムを撲滅し、エボラ出血熱への感染を予防·制御し、イランと朝鮮の核問題などの国際問題において協力を行うべきだ」と見ています。

 また、アメリカのアジア太平洋地域におけるリバランス(再均衡)政策について、トーマス前補佐官は「この政策は、中国を牽制し包囲することを意味してはいない。アメリカは多くの場で中国側にこのことを説明した。中国はアメリカにとって重要な貿易パートナーであり、自らの利益を犠牲にして中国を制約すれば、その結果損失の方が大きくなる」と表しました。

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