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パキスタン自爆テロ、173人死傷
2014年 11月 3日10:45 / 提供:

大量の死傷者を出したパキスタン東部の都市ラホールで

 パキスタンの地元警察は2日、東部の都市ラホールで、当日夜に自爆テロがあり、少なくとも55人が死亡し、118人が負傷したと明らかにした。新華網が伝えた。

 自爆テロは、国旗降納式が行われた会場の正門から約55メートル離れた場所で起きた。式が終わって約200人の見物人が会場を出て来たところで、一人のテロリストが自分の体につけた爆薬を爆発させた。大量の死傷者を出した他、付近のレストランや自動車も破壊されたという。

 病院によると、犠牲者の中には警備員が3人、児童7人、女性11人が含まれていたという。負傷者の少なくとも20人が重傷を負っており、犠牲者の数は更に増加する可能性がある。事件の発生後、「パキスタンのタリバン運動」の分派組織など3つの組織が犯行声明を出した。

(編集z)