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露とウクライナ、冬季の天然ガス供給再開で合意
2014年 10月 31日11:13 / 提供:中国国際放送局

 ロシアが今年6月以降、ウクライナへの天然ガスの供給が停止されていることをめぐって、両国および仲介の欧州連合(EU)の3者による会議が29日からブリュッセルで開かれ、30日夜、ロシアが2015年3月末まで暫定的に供給を再開することで合意しました。

 合意文書の調印に立ち会ったEUの発表によりますと、ウクライナは直ちに14億5000万ドル、さらに年末までに16億5000万ドルの合わせて31億ドル(約3400億円)の未納分のガス代金をロシア側に支払います。また、新たに供給されるガスの代金は前払いで、月ごとに決済し、価格は1000立方メートルあたり385ドルを下回るということです。年末までの供給量は40億立方メートル以上にのぼり、代金は15億ドルに達すると見られています。

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