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中国、米がキューバに対する封鎖解除を要求
2014年 10月 29日14:31 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国の王民国連常駐次席大使は28日、ニューヨークにある国連本部で、アメリカはできるだけ早くキューバに対する封鎖を解除し、またラテンアメリカとカリブ海地域の安定と発展を促すため両国は絶えず関係を改善するよう期待を寄せました。

 第69回国連総会は当日、『アメリカがキューバに対する経済、商業、金融業の封鎖を中止すべきだ』と題する決議を圧倒的多数で採択しました。国連加盟国中の188カ国が賛成票を投じ、アメリカとイスラエルが反対しました。これは国連が23年連続して関連の決議を採択したこととなります。

 王民次席大使は投票の前に「アメリカがキューバに対して実施してきた経済、商業、金融業の封鎖はいまだに続いている。これは『国連憲章』の主旨、原則、国連総会の関連決議に違反するだけでなく、キューバに巨額の経済と財政の損失をもたらし、またキューバ国民の貧困撲滅、経済と社会発展促進事業、ミレニアム開発目標の実現を妨げ、さらにほかの国がキューバとの経済、商業と金融の往来に影響を与えた。世界の多極化、経済のグローバル化、文化の多様化、国際関係の民主化という時代背景のもとで、各国が平等な交流と協力を行うことは大きな流れとなっている」と語りました。

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