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「国連デー」コンサート、中国人のラン·ランが出演
2014年 10月 25日15:29 / 提供:中国国際放送局

 10月24日は「国連デー」です。国連創設69周年を記念する「2014年国連デーコンサート~ラン·ランとその友人たち~」がこの日の夜、ニューヨークの国連本部で開かれました。

 国連平和大使を務める中国人ピアニストのラン·ランが、5大陸から選ばれたユースのアーティストで構成されるオーケストラと共演しました。また、これまでにグラミー賞16部門の受賞に輝いたイギリスの歌手·スティングがスペシャルゲストとして登場しました。

 パン·ギムン事務総長は挨拶で、「問題と衝突が頻発し、絶望を感じさせるいまの時代に、今晩、コンサートは希望の音符を奏でてくれる」と話しました。また、「エボラ出血熱の感染拡大は、我々の運命がつながっているものだと証明された。グローバルなチャレンジは世界共同の対応を必要としており、こうしたグローバル化した対応は国連でこそ実現できる」と話しました

 また、ラン·ランは挨拶で、「国連デーという日に、我々は愛と夢のために一同に会し、国連の今取り組んでいることがどれだけ大事なのかを世界の人々に理解してほしい。音楽は全人類に共通する言語であり、我々はその精神に則って、国連が長い間求め続けているビジョンを祝おう」と話しました。

 1945年10月24日、『国連憲章』の発効により、国連が発足しました。国連総会は1947年に、毎年の10月24日を国連デーとすることを決定しました。

 2013年10月28日、国連のパン·ギムン事務総長はグローバル教育における平和大使にラン·ランを任命しました。

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