イラクメディアの報道によりますと、イラクのクルド自治区議会が22日、提議を採択して過激武装勢力「イスラム国」に包囲されているシリア·アラブ共和国に派兵することをクルド自治政府に授権しました。

　イラク国家テレビ局の報道によりますと、クルド自治区議会がこの日提議を採択し、クルド自治政府は早急に重火器を携帯するクルド人部隊をシリア·アラブ共和国へ派遣し、過激勢力「イスラム国」を取り締まるということです。

　トルコのエルドアン大統領は22日、トルコはクルド人部隊のトルコ通過を支援するが、米国がこの地域のクルド人部隊に兵器や弾薬を空中投下することには反対する考えを示しました。