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米国政府は朝鮮が米国人1人を釈放したことを確認
2014年 10月 22日17:00 / 提供:新華網日本語

  【新華社ワシントン10月22日】米国国務省は21日、朝鮮が拘束していた米国人を釈放したことを確認した。

  米国国務省のマリー·ハーフ報道官は当日、定例ニュース発表会で、次のように述べた。ジェフリー·ファウラー氏は朝鮮を離れることを許可された。現在は帰国途中で、米国側は朝鮮側のこの「ポジティブな決定」を歓迎すると表明した。ハーフ報道官はまた、次のように説明した。朝鮮側が米国政府に規定の期限内にファウラー氏を引き取るよう要求することを考えて、米国国防省は国務省の要請に応じて、先に政府専用機を手配し、ファウラー氏をグアムまでに迎える。

  ハーフ報道官はまた、拘束された別の2人の米国人、ペ·ジュンホ氏(米国名:ケネス·ベ)とマシュー·トッド·ミラー氏を即時に釈放するように朝鮮に要求した。米国側は彼らが釈放されるように引き続き努力するとしていると称した。

  今年上半期に、朝鮮は「朝鮮に対する敵対行為」に従事したことを理由にして、観光客として入国したファウラー氏とミラー氏を拘束した。9月14日、朝鮮の最高裁判所は刑法に基づき、ミラー氏に「スパイ罪」の判決を下し、6年の労働教化刑を言い渡した。2013年4月、朝鮮の最高裁判所は、「朝鮮に対する敵対行為」に従事したことを理由に、ペ·ジュンホ氏に15年の労働教化刑を言い渡した。


 

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