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第15回中米国防会議、ワシントンで開催
2014年 10月 18日16:09 / 提供:

 中国人民解放軍の王冠中副総参謀長は16日、米国防総省の本庁舎ペンタゴンで、米政策担当のクリスティン・ウォーマス国防次官と第15回中米国防会議を主宰し、双方は両軍関係、国際・地域問題およびそのほかの共に関心を寄せる問題について率直で突っ込んだ意見交換を行いました。

 双方は前回の交渉以来、両軍関係において得られた進展を評価し、戦略的相互信頼の増進や新型軍事関係発展の推進などについて議論し、各分野での協力を深め、前向きに食い違いを対処することは極めて重要であるとして意見の一致を見ました。双方はまた、重大軍事行動における相互通報メカニズムと海空行動規範に関する交渉を推進することで同意しました。

 王副総参謀長は「今年は中米国交樹立35周年にあたり、双方はこれを契機に戦略的立場から長い目で中米の新型軍事関係を見る必要があるとし、相互信頼を深め、両軍の対話と協力を拡大し、衝突せず対抗しないという戦略に従って、アジア太平洋地域で良性インタラクティブを形成しなければならない」と述べました。

 ウォーマス国防次官は「米中間で新型軍事関係を発展させることは両国関係の安定的な発展において大きな意義がある。双方は持続的で実質的な対話を保ち、具体的な分野で実務的な協力を行い、リスク管理に務めるべきだ」との考えを示しました。(ヒガシ、林)国際・交流へ