安保理、「イスラム国」英国人殺害を強く非難
2014年 10月 5日10:30 / 提供:
イスラム過激派組織「イスラム国」が、拘束していたイギリス人を殺害した映像をインターネット上に公開したことを受け、国連安保理は3日夜、非難声明を発表し、この組織を必ず打破しなくてはならないと改めて強調しました。
公開された映像は、昨年シリアで拘束されたイギリス人男性を殺害したもので、イギリス人を殺害する映像が公開されるのは2人目となります。殺害の理由について、イギリスがアメリカ主導の「イスラム国」への空爆に参加したことへの報復だとしています。
これを受けて、安保理の声明は、武力衝突の当事者に対し、全ての人道主義関係者を確実に尊重、保護し、国際人道法で定められた義務を履行することを求めています。また、「イスラム国」とその他の過激派組織に拘束されている人を直ちに無条件で、安全な手段で解放するよう要求しています。
(中国国際放送局)
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