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 王毅外相、国連総会で一般討論演説
2014年 9月 28日13:45 / 提供:

 米ニューヨークを訪問中の中国の王毅外相は現地時間の27日、第69回国連総会の一般討論演説で、「今年は第1次世界大戦勃発100周年であり、来年は第2次世界大戦終結70周年になる。平和と安全を守るため、世界各国は平等の付き合いをすべきだ」と強調しました。

 王外相は27日、国連総会で「平和と発展を目指し、法治と正義を共に守る」と題する演説を行いました。その中で、王外相は「世界大戦の歴史を振り返り、平和と安全を守るためには、各国は平等に付き合い、主権と領土保全の原則に則って、それぞれが社会制度と発展の道を選ぶ権利を守らなければならない」と述べました。

 王外相はまた、「様々な衝突に対して、各国は政治的解決を堅持すべきであり、強制措置をとるに際しては国連安保理の授権を得る必要がある。関係各方面の利益を配慮し、話し合いを通じて合理的な要求を実現させる。多角主義を堅持し、国連の役割を全面的かつ十分に発揮させ、国際法と国際関係の基本的準則を順守すべきだ」と述べました。

 王外相はまた、ウクライナ問題やイラク問題、シリア問題、パレスチナ問題、南スーダン問題、アフガニスタン問題、イラン核問題、朝鮮核問題、テロリズム、気候変動、エボラ出血熱、ポスト2015年開発アジェンダなどの問題について中国側の立場と主張を説明しました。(ZHL、小山) 国際・交流へ