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マレーシア貿易·工業部副部長:「21世纪海上シルクロード」の建設を支持
2014年 9月 17日9:14 / 提供:新華網日本語

  【新華社南寧9月16日】第11回中国―ASEAN博覧会の参加に訪れているマレーシア国際貿易·工業部の李志亮副部長は15日広西省南寧市で、マレーシア政府は中国の提起した「21世紀海上シルクロード」の建設を支持しており、双方が相互信頼を増進し、インフラ建設と相互接続分野の協力を強化し、二国間の経済貿易協議メカニズムの役割をしっかりと発揮し、中国―ASEAN自由貿易区における政策の優勢を充分に利用し、2017年に二国間の貿易額1600億ドルの目標を一日も早く実現するよう努めたいと表明した。

  李志亮副部長は次のように述べた。今年はマレーシア·中国の国交樹立40周年にあたる。40年にわたり、マレーシアと中国の人民の交流は頻繁で、上層部の相互訪問はすでに有効なメカニズムを打ち立てており、協力分野は広く、現在より良い方向へ向かって発展しているところで、その見通しは広い。

  「中国の提起する『21世紀海上シルクロード』の建設はASEAN諸国の利益に合致し、ASEANと中国によるインフラ建設、金融、電子商取引などの多方面での協力は、より深いレベルへの発展の推進に役立ち、人民元の国際化プロセスの推進にも役立ちます。」と李志亮副部長は述べた。

  記者は2009年から、中国が5年連続でマレーシア最大の貿易パートナーとなっており、双方の貿易総額が2017年に1600億ドルを突破するよう目指していることを理解した。

  中国·マレーシア両国の現在の協力について、李志亮副部長は以下のように述べた。中国とマレーシア両国の政府が共同建設した中国-マレーシア欽州工業団地とマレーシア·中国クアンタン工業団地は「二つの国·二つの工業団地」における国際協力の新モデルを切り開いた。現在、マレーシア·中国の両国は欽州港とクアンタン港の定期船航路の一日も早い開通、「海上協力」の開拓、中国-マレーシア欽州工業団地とマレーシア·中国クアンタン工業団地のインタラクティブな発展に取り組んでいる。

  記者は15日午前、中国の広西省の欽州港とマレーシアのクアンタン港が国際姉妹港を締結したことを知った。