フランス大統領府が9日に発表した公報によりますと、フランスのオランド大統領はイラクの平和と安全保障に関する国際会議を15日にパリで開催することで合意したということです。

　オランド大統領は9日、イラクのマスーム大統領とアバディ首相とそれぞれ電話で会談をしました。公報によりますと、オランド大統領は12日にイラクを訪問し、イラク当局の過激派組織「イスラム国」に対する攻撃を支持し、イラク全域における法治国家の再建を支援する方針だということです。

　さらに、オランド大統領はアバディ首相との電話会談で、イラク新政府の発足に歓迎の意を表したということです。

　フランスのドリアン国防相は9日、フランスのメディアから取材を受けた際、フランスは過激派組織「イスラム国」に対応する国際連盟に参加する意向を示し、アラブ諸国もこの国際連盟に参加するよう呼びかけました。