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日本、インドに500億円の円借款を供与
2014年 9月 2日13:19 / 提供:

東京でモディ首相と首脳会談を行う安倍晋三首相

  日本を訪問中のインドのモディ首相が1日午前、東京で岸田文雄外相と会見し、双方は両国間の戦略的グローバル·パートナーシップの強化を継続することで一致した。日本のメディアによると、日本政府は鉄道、道路などのインフラ整備でインドに500億円の円借款を供与することを決定したという。  

  安倍晋三首相は同日、東京でモディ首相と首脳会談を行い、経済や安全保障などの分野で協力を強化することで一致した。  両首脳が会談後に発表した共同声明によると、日本とインドは特別戦略的グローバルパートナーシップの構築に合意し、経済、政治、文化、安全保障などの分野における協力を拡大していくという。

  具体的には、経済面において、双方は5年以内に日本の対インドの直接投資とインド進出の日系企業をいずれも倍増する目標を立てた。さらに、今後5年間、日本はインドに500億円の円借款を提供し、政府開発援助(ODA)を含む総額3兆5000億円の投融資を官民で提供するという。  

  政治と安全保障においては、両国は定期的に海上合同軍事演習を行うほか、日本は引き続きインドとアメリカ主導の合同軍事演習に参加し、インドは日本海上自衛隊の水陸両用機「US2」の購入に関する交渉に拍車をかけるとともに、両国は防衛装備の協力について事務的な交渉を行い、両国の外相と防衛相による「2+2」交渉メカニズムの確立で一致したという。  

(編集z)  

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