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上海協力機構加盟国軍隊総参謀長会議が北京で開催
2014年 8月 29日12:44 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 上海協力機構加盟国の総参謀長が参加する第3回軍隊総参謀長会議が28日、北京で開催されました。

 中央軍事委員会委員でもある房峰輝総参謀長は基調演説を行い「設立から13年の間、上海協力機構は、加盟国間の発展推進や、地域と世界の平和安定維持のため効果的なメカニズムとして建設的な役割を果たし、素晴らしい生命力を見せている」と述べた上で、防衛や安全における協力レベルを高めるために以下の通り提案しています。

 一、「相互信頼、互恵協力、平等、協商、多文化への尊重、共同発展の実現」を中心とした「上海精神」を堅持すること。

 二、安全共同体を確立して、当地域の平和、安定、発展と繁栄を維持していくこと。

 三、軍事的相互信頼と実務的協力を推進し、全面的、実務的かつ持続可能な防衛と安全にむけての協力枠組みを構築すること。

 四、「3つの勢力」への掃討に重点を置き、テロ取締り分野での協調と連携をさらに強化すること。

 なお、各国軍隊の総参謀長が『上海協力機構加盟国軍隊総参謀長会議の議事録』に調印しました。


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