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潘基文事務総長 バレスチナとイスラエルがガザ地区での停戦を歓迎
2014年 8月 28日9:12 / 提供:新華網日本語

  【新華社国連8月27日】国連の潘基文事務総長は26日にバレスチナとイスラエルがガザ地区で無期限停戦を実現したことを歓迎する。

 国連のデュジャリック報道官が当日に潘基文事務総長の声明を読み上げた。声明はガザ地区とイスラエルの更なる光明な未来は長続きできる停戦に頼り、当事者両方ともこの責任を負担すべきだと伝えている。

 声明が次のように伝えている。最近の一連の殺戮とバレスチナの平民の家が大量破壊された後、バレスチナとイスラエル双方の民衆は日常生活を回復するために少し緩和する時期が必要だ。いかなる停戦協議に違反する行為は責任を負わない行為である。

 声明はまた次のように伝えている。バレスチナとイスラエルの危機の根源たる問題を解決しない限り、いかなる平和な努力をしてもただ次回の暴力の踏み台を建てることになるだけだ。ガザ地区はバレスチナ解放組織の承諾を堅く守ったバレスチナ政府によって、管理しなければならない。ガザ地区に対する封鎖を停止しなければならない。イスラエルの合理的な安全関心を解決しなければいけない。

 潘基文事務総長は、今回の停戦が政治的なプロセスを開け、バレスチナとイスラエルの永続させる平和を達成できるように希望していると表明した。また基文事務総長はバレスチナとイスラエル双方が再び交渉のテーブルにつき、最終地位問題に協議を達成することを呼び掛けていた。

 エジプト方面の調停により、バレスチナとイスラエルが26日にガザ地区の停戦の協議を達成し、停戦は当地時間26日19時(北京時間27日0時)に効力が発生する。バレスチナ側の統計によると、一ヶ月余りの衝突で既に2124名バレスチナ人が死亡し、1万人余りが負傷していた。イスラエル側では69人が死亡していた。