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上海協力機構は軍事同盟にはならない 王寧副総参謀長
2014年 8月 25日8:48 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京8月24日】上海協力機構(SCO)対テロ合同軍事演習「平和の使命―2014」の総指揮官で解放軍副総参謀長の王寧氏は20日、新華社記者の取材に答え、SCOは地域的国際組織で、非同盟、非対決で、第三国に対するものではないという原則を堅持し、軍事同盟となることはないと強調した。

 王氏は、SCO加盟国の協力は加盟国間の善隣 相互信頼を強め、地域の安全 安定を維持し、地域と加盟国の経済発展を促し、公正かつ合理的な国際政治経済秩序の樹立をはかることを目的としていると述べた。

 今回の軍事演習は今月24日から29日まで内蒙古自治区の朱日和訓練基地で行われる。テーマはテロ取り締まりで、「東トルキスタン」を含む各種テロ勢力に対する抑止と加盟国の軍隊が連携して対テロ任務を遂行する能力の向上を目的としている。

 演習に中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタンの加盟5カ国から合わせて7000人余りの兵力と無人機、警戒機、防空ミサイルなど各種新型兵器440台余りが動員される。

 


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