Home > ニュース > 国際  > 王毅外交部長:中国とASEANは南中国海の平和と安定を維持する能力を持つ
王毅外交部長:中国とASEANは南中国海の平和と安定を維持する能力を持つ
2014年 8月 11日13:03 / 提供:新華網日本語

 中国の王毅外交部長は10日、ミャンマーの首都ネピドーで、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラムに出席する合間に、ある国家がいわゆる南中国海の緊張情勢を煽ることについて現場で対応した。

 王毅外交部長は次のように述べた。南中国海情勢は全体的に安定しており、航行自由も一切問題がなく、どんな船の航行自由が影響されたことなんてこれまで聞いたこともない。中国とASEANの関係もよい発展の勢いを維持している。われわれはだれかがいわゆる南中国海の緊張情勢を煽ることに賛成しない。

 王毅外交部長は次のように表明した。中国とASEANは南中国海の平和と安定を維持できる能力と知恵を完全に持っている。今回の中国・ASEAN外相会議で以下のような共通認識を達成した。われわれは続いて全面的に『南中国海各方面行動宣言』を実行させ、協商一致の基礎の上に早く「南中国海行動規範」をなるべく早く達成できるよう努力する。双方はこれに対し高く評価し、熱烈な拍手を送った。

 王毅外交部長は次のように述べた。中国とASEANは平気で関係問題を討論できるのだが、居ても立つてもいられなく、緊張を煽る域外の国家もあり、その目的はわからない。この地域を撹乱するつもりか。域外の国は適当な関心を持つのもよいのだが、われわれはこの地域に来てあれこれとあら捜しをすることに反対する。

関連記事