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イスラエルとハマス、72時間の人道的停戦に合意
2014年 8月 2日9:36 / 提供:中国国際放送局

   国連のパン?ギムン事務総長とアメリカのケリー国務長官は7月31日、パレスチナ自治区ガザで衝突を続けるイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスが、72時間の人道的停戦に合意し、エジプトの首都カイロでより長期的な停戦の枠組みについて協議する見通しだと共同声明を発表した。

 国連のステファン?ドゥジャリク事務総長報道官はニューヨークにある国連本部でこの共同声明を読み上げた。声明では、「国連のエルサレム代表である中東和平担当特別調整官のロバート?セリー特使は、すべての当事者が無条件の人道的停戦に合意したことを確認した」ということだ。

 また、今回の停戦は現地時間の8月1日午前8時に発効し72時間続きます。この期間中、双方の武装部隊はその場にとどまるとのことだ。声明は、各当事者に人道的停戦開始前も自制し、停戦期間中には約束を守るよう呼びかけた。

 ガザ地区にあるパレスチナ衛生部門は、イスラエル軍が7月8日に『境界防衛作戦』を開始してから現在までに1422人のパレスチナ人が死亡し、8000人あまりが負傷した。死者の3分の2は一般市民だ。この武装衝突で、イスラエル側では兵士56人を含む59人が死亡した。