上海で「釣魚島の歴史的真相」出版 琉球の文献から中国領と証明
2014年 7月 31日13:07 / 提供:新華網日本語
復旦大学の韓結根教授が記した『釣魚島の歴史的真相』が復旦大学出版社と海豚出版社から合同で出版された。同書は琉球王国の大量の漢文文献は釣魚島およびその付属の島嶼が中国固有の領土であることを十分証明していたという。
研究によると、明洪武5年(1372年)に琉球が中国の藩属国になった時より清光緒5年(1879年)琉球国が日本に占領、併呑され、名前を沖縄県と変更される迄の500年の間、釣魚島及びその付属の島嶼が所在としていた海域は、中国が琉球国で冊封儀式を行うため琉球国へ行く時使臣が必ず通る道であり、琉球国の使臣は京まで生き返りとする時重要な航海道路でもある。
又『釣魚島の歴史的真相』の中では、韓結根教授が中国の兵政文献、台湾地区の地方誌文献、中国毎回の冊封を記録した歴史文献『使琉球録』、中外歴史上すべての地図など釣魚島に関する詳しい史料から列挙し、多種の角度から釣魚島およびその付属の島嶼が「主のない土地」ではなく、正真正銘の中国の領土であると証明した。
18、19世紀、フランス、イギリス、日本、ドイツ、アメリカ、中国などの国家が制作した地図の中では、全部釣魚島およびその付属の島嶼は全部中国の版図に入っており、これは充分、釣魚島が中国の固有領土というのは国際社会から公認されていると表明している。
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