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朝鮮寧辺核施設が正常な稼動を再開
2015年 9月 16日10:06 / 提供:中国国際放送局

 朝鮮中央通信が15日に報道したところによりますと、朝鮮原子力研究院がこの日、寧辺の全ての核施設がすでに正常に稼動を再開したと発表したということです。

 この研究院の責任者は記者のインタビューに答えた際、「このほど、米国など西側の機構とメディアが、衛星のデータを通じて寧辺核施設の最新の活動状況を分析したとそれぞれ示した。周知のように、朝鮮の核保有は米国の朝鮮敵視政策によって生まれたものだ。2013年4月に朝鮮原子力総局の責任者が表明したように、朝鮮労働党中央全会が提出した『経済建設と核兵器建設の並行路線』に従って、ウラン濃縮施設や5000キロワットの黒鉛減速炉を含む寧辺の全ての核施設が再整備され正常な稼動を再開した」と強調しました。

 また、この責任者は「朝鮮の原子力部門の科学技術者は、情勢に応じて各種核兵器のレベルを質、量共に向上させて、核抑止力の信頼性を確保するために研究と生産に励んでいる。米国をはじめとする敵対勢力は引き続き無差別の朝鮮敵視政策を実施するならば、朝鮮は核兵器で対応する万全の準備を整えた」と述べました。