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メッカのモスクでクレーンが倒壊、107人死亡
2015年 9月 13日11:26 / 提供:中国国際放送局

 サウジアラビアにあるイスラム教の聖地メッカのモスクで11日、建設用のクレーンが倒れ、これまでに107人が死亡、238人が負傷しました。

 サウジアラビアの消防部門によりますと、事故は現地時間同日午後5時10分ごろに起き、メッカのモスクには数万人のイスラム教徒が、巡礼のために世界各地から訪れていたということです。事故現場は工事中で、数十機のクレーンが置かれ、そのうちの1つが突然倒れたということです。今のところ、死亡者の国籍は発表されていません。

 事故に対し、メッカのモスク管理委員会の報道官は「クレーンが倒れたのは強い風のためだ」と述べています。事故当時、メッカは大雨で、風速55キロの強風が吹いていたということです。一方、事故の映像を見た一部の人は「クレーンの重量オーバーが主な原因で、風は補助的な原因に過ぎない」と指摘しています。

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