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国連事務総長、南スーダンの停戦協定案調印を歓迎
2015年 8月 27日15:50 / 提供:中国国際放送局

 国連の潘基文(パン·ギムン)事務総長は26日に声明を発表し、南スーダンのキール大統領が停戦協定案に調印したことに対して、歓迎の意を表すと共に、「これは(南スーダン)衝突を終了させるカギであり必要な一歩だ」と述べました。

 声明は「当面、停戦協定の実施を確保すべきだ。そのため、国連はIGAD(政府間開発機構)や、アフリカ連合などと共にこれを支援していく」としました。そのうえで、永久停戦の実現と共に、国連の平和維持部隊と人道主義機構がスムーズに救援活動ができるよう南スーダンに求めました。

 南スーダンのキール大統領は26日、同国の首都ジュバで停戦協定に調印しました。

 南スーダンでは、2013年12月15日から南スーダン政府と反政府武装勢力が軍事衝突を起こし、同地域の情勢を緊迫化させました。この間、数万人が亡くなっています。

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