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中露合同軍事演習が20日から実施
2015年 8月 21日13:39 / 提供:

 ロシアと中国の両海軍による合同軍事演習「海上連合-2015(Ⅱ)」が20日からピョートル大帝湾やクラークケープ(Clerk Cape)の沿岸地区、日本海などで始まった。28日まで実施される。中国国防省の楊宇軍報道官が20日の記者会見で発表した。

 今回の合同軍事演習は中露の全面的戦略パートナーシップの発展を推し進め、海上の安全脅威に共同で対処する能力をさらに強化することを目的としている。演習のテーマは「航路の共同防衛、共同上陸行動」で、共同防空や共同対潜、共同対艦、共同防衛、共同上陸などの課目がある。

 2005年以降、中露両海軍は数回にわたって合同軍事演習を行っており、両軍の協力、交流のメカニズム化されたものになっている。演習は地域の平和と安定にプラスとなり、第三国に念頭を置いたものではないということだ。