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OCHA、シリア市民の保護を呼びかけ
2015年 8月 18日9:33 / 提供:中国国際放送局
 国連人道問題調整事務所(OCHA)の緊急援助調整官のオブレイン副秘書長は17日、シリアの首都·ダマスカスで記者会見を行い、シリアの各方面が停戦し、市民を守り、市民らの基本権利を尊重するべきだと呼びかけた。

 オブレイン副秘書長は15日にダマスカスに到着し、3日間にわたりシリアを訪問し、シリアのムアレム副首相兼外相と会談した。17日に行った記者会見で、オブレイン副秘書長は「市民を標的にした襲撃に衝撃を受けた。いかなる市民に対する攻撃も不法で、受け入れられるものではない。各方面が、政治的手段でシリア危機を解決する方策を作り、苦難の中で生活しているシリア国民に希望を与えるべきだ」と述べた。

 シリアメディアによると、12日、ダマスカスはミサイルによる襲撃を受け、12人が死亡した伝えた。また、16日に、政府軍はダマスカス郊外に空襲を行い、82人が死亡、100人以上が負傷したとしている。

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