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日本長崎で被爆70周年記念式典
2015年 8月 10日9:36 / 提供:中国国際放送局
 日本長崎被爆70周年に当たる8月9日、長崎市の平和公園で、平和祈念式典が行われた。

 長崎平和宣言で、長崎市の田上富久市長は、国会で審議されている安全保障関連法案について「日本国憲法の平和の理念が、今、揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっている」と述べた。更に、「若い世帯が引き続き、平和の理念を踏み込んで継承してほしい」と呼びかけた。

 また、被爆者である谷口稜曄(たにぐち·すみてる)さん(86歳)が長崎市の被爆者を代表し、「日本政府が推進している安全保障関連法案は戦争に繋がり、われわれ被爆者を含む人々の平和を望む意向に背き、納得することができない」という考えを表明した。

 この式典に参列した安倍晋三首相は、広島の式典では言及しなかった「非核三原則」をあいさつの中に盛り込んだ。

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