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ドイツで中国人留学生が増加
2015年 7月 27日9:24 / 提供:新華経済

 環球時報は24日、ドイツに留学する中国人学生が増えるとともに、現地で家を買う中国人も増えているとするドイツメディアの報道を伝えた。

 ドイツのニュース専門テレビ局のウェブサイトは22日、ドイツの大学に留学する外国人学生が初めて30万人を超え、その大多数が中国とロシアからやってきていると報じた。昨年、ドイツに留学する中国人学生の数は2万8000人で、留学生全体の10%近くを占めて最大の留学生出身国となった。以下、ロシアが1万1000人余り、インドが9000人余りと続いており、90%以上の外国人留学生の成績は現地の学生に引けを取らないとのことである。

 また、ベルリン紙Berliner Kurierは22日、中国人の富豪が210万ユーロ(約2億8500万円)でベルリンのマンションを購入、しかも一家で住むのではなく、娘のためだけに買ったものであると報道。これまでベルリンに高級住宅の市場はなかったが、中国人をはじめとする富豪によってこの状況が徐々に変化しつつあると伝えた。

 なお、2006年末には5700人だったベルリン在住の中国人が、9年近く経過した現在では8000人になろうとしているとのことである。