中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、モンゴルのエルベグドルジ大統領は9日ロシア中部のウファ市で3国首脳会談を行い、3国の「中期発展ロードマップ」を批准しました。

　「ロードマップ」は「広範な政治対話とハイレベル交流をたもち、3国の外務次官級協議メカニズムを完備化させ、立法機関の協力を実施し、政党·社会団体·非政府組織間の往来を推進し、第二次世界大戦の成果を否定し歴史を改ざんする企てに反対する。法執行、災害防止削減、越境組織犯罪取締とテロ·分離主義·過激派対策で協力を展開し、ユーラシアマネーロンダリング·テロ融資対策グループとアジア太平洋マネーロンダリング対策グループでの協力を拡大し、2016年に3国の災害救助会議を開く。シルクロード経済ベルト、ユーラシア経済連合と『草原の道』の連結提唱に基づいて『中·露·モンゴル経済回廊協力企画綱要』を作成し、貿易商談会と経済貿易フォーラムの開催を定例化させ、3国の税関長会議を開催する。地方と国境地帯の協力シンポジュームを定期的に開催し、国境地帯の法執行協力を拡大し、生態系と環境保全で協力を行う。観光協力を拡大し、国際スポーツ界で立場を協調する。国連グローバル·テロ対策戦略を推進し、ASEAN地域フォーラム（ARF）との協調を深め、アジア·太平洋地域の平和と安全を促進し、新しい挑戦·脅威に対応し、APEC（アジア太平洋経済協力）へのモンゴルの加盟を支持する」としています。