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中国、「フィリピンが提起した南海仲裁を受け入れない」
2015年 7月 8日9:37 / 提供:中国国際放送局
 フィリピンが国際仲裁裁判所に提訴した南海仲裁案が7日開廷した。これに対し、中国外務省の華春瑩報道官は7日、定例記者会見で「中国は何度も受け入れないことと不参加の立場を表明してきた」と述べた。

 華報道官は「フィリピンは、中国と何回も達成した共通認識とその『南海各方面行動宣言』での約束に背き、一方的に仲裁案を提起した。これに対し、中国は何回も受け入れないことと不参加の立場を表明してきた。中国はフィリピンが提起し推進している仲裁プロセスに関するいかなる行動にも反対する。フィリピンが提起した南海仲裁案管轄問題に対し、去年12月に中国政府が発表した文書で中国の立場を明確に表明した」と指摘した。

 報道によると、フィリピンは2013年1月22日に一方的に南海問題について強制仲裁を提起した。その後、中国の何回にもわたる反対にも関わらず、仲裁プロセスを執拗に推進しているということだ。

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