日本で審議されている安全保障関連法案に反対する市民約2万5000人が14日に国会前で強く抗議したことについて、中国外務省の陸慷報道官は15日、「日本の国民や良識ある人たちが歴史を繰り返すことを避け、軍事や安全分野における日本政府の動向に警戒を強めていることも理解できる」と話した。

　陸報道官は「日本の軍国主義による侵略戦争は、中国をはじめ、アジアの国々に深刻な災難をもたらした。その戦争では日本国民も大きな犠牲を払い、被害者にもなった」と述べた。