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ネパールで領事保護を求める中国人が激減
2015年 5月 1日9:50 / 提供:中国国際放送局

 中国外務省の洪磊報道官は30日、北京での定例記者会見で、この二三日、ネパールにいる中国人から領事保護を求める電話の件数が大幅に減少していることを明らかにした。

 洪報道官によると、中国外務省が在外中国人向けに開設した領事保護用の電話で、25日から29日午後5時までにネパール大地震関連の電話は408件あったが、この二三日、電話件数が大幅に減り、28日午後5時から29日午後5時までは11件しかなかったということだ。

 洪報道官は「中国外務省と在ネパール中国大使館は地震の被害を受けた中国人の情報を引き続き注視し、援助を提供する」と述べた。

 中国政府は26日から民用航空会社の旅客機を調達し、ネパールから中国人3700人余りを帰国させた。今後も必要に応じて旅客機を派遣するということだ。

 ネパールで医療支援を行なっている中国医療チームについて、洪報道官は「これまでに400人余りを救助した」と発表した。