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フィリピン軍機、中国島嶼附近で領空侵犯
2015年 4月 25日10:36 / 提供:中国国際放送局
 中国外務省の洪磊報道官は24日の記者会見で「中国軍部隊は関連海域とその空域を引き続き厳格に監視し、国家の安全を脅かす事件や海域と空域で発生するおそれのある突発的な事件を未然に防ぐ」と述べた。

 これは、記者の「報道によると、フィリピン空軍の幹部が23日、フィリピン軍の戦闘機1機が南沙諸島の渚碧礁附近の海域をパトロールしていた際に、中国の軍艦から強い光を照射されたほか、出て行くよう無線で通告を受けたと話したという。これは本当なのか。関連情報とあわせて話してほしい」という質問に対して答えたものだ。

 洪報道官は「確認したが、この報道の内容は事実ではない。その報道にある強い光による照射はなかった」と報道内容を否定した上で「最近、フィリピン軍の戦闘機が何度も中国島嶼附近で領空を侵犯したため、中国軍部隊は法律に基づいて無線による通信でそれを追い返した」と話した。

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