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日本の村山富市元首相が「安倍談話」の内容を批判
2015年 4月 23日10:14 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京4月23日】『朝日新聞』の22日の報道によると、日本の村山富市元首相は21日、東京で講演を行った際に、「安倍談話」に「植民地支配と侵略」及び「反省」を入れないことを批判した。

 村山元首相は、安倍首相が第二次世界大戦終戦70周年記念の談話で「植民地支配と侵略」という表現を使用したくないのは、「なぜ日本だけが謝罪しなければならないのか」という本音の表れだと述べ、また「安倍氏自身が心の中で植民地支配と侵略を認めたくないと考えているから、これらの言葉に触れたくないのだ。世の人々が『安倍談話』に注目するのも、それに対する疑念があるからだ。」と指摘した。

 民主党の細野豪志政調会長も同日、「安倍首相が自らの口で『反省』と『謝罪』に言及したくないならば、(しかし)これらの内容を再び新談話に記述するべきだ。」と批判した。

 20日夜に放送されたあるテレビ番組で、安倍首相は「安倍談話」に「村山談話」で提起された「植民地支配と侵略」、「心からのお詫びの気持ちを表明いたします」などの表現を使用しないと再度強調した。


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