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AIIB、意向創設メンバーは57ヵ国を数える
2015年 4月 16日9:41 / 提供:中国国際放送局

 15日はアジアインフラ投資銀行(AIIB)の意向創設メンバーを確定する期限でした。中国財政省によると、五大州の57カ国がAIIBの意向創始メンバーになった。このうち、アジアからは34カ国で、アジア以外からは23カ国だということだ。

 AIIBの首席交渉代表会議の議長を務める中国財政部の史耀斌次官は15日、メディアに対し、「AIIBが意向創設メンバーの申請を受け付ける最終日だった3月31日までに参加申請をした国は全て、4月14日までに多国間の意見聴取の手順を済ませた。その結果、57の国がAIIBの意向創設メンバーになった」と明らかした。

 地域別では、アジアの34カ国とは、アゼルバイジャン、バングラデシュ、ブルネイ、カンボジア、中国、インド、インドネシア、イラン、イスラエル、ヨルダン、カザフスタン、韓国、クウェート、キルギス、ラオス、マレーシア、モルジブ、モンゴル、ミャンマー、ネパール、オマーン、パキスタン、フィリピン、カタール、サウジアラビア、シンガポール、スリランカ、タジキスタン、グルジア(ジョージア)、タイ、トルコ、アラブ首長国連邦、ウズベキスタンとベトナムだ。

 欧州は18カ国で、オーストリア、デンマーク、フランス、フィンランド、ドイツ、アイスランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ロシア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、マルタだ。

 このほか、オセアニアのオーストラリアとニュージーランド、中南米のブラジル、アフリカのエジプトと南アフリカも意向創設メンバーになっている。

 史議長は「AIIBはオープンで包容的な多国間開発銀行だ。意向創設メンバー申請の受け付けは締め切ったものの、今後も引き続き新しいメンバーの加入を受け付けている。各メンバーは今後、規約をめぐる協議と打ち合わせの中で、新メンバーの加入手順と規則について準備をしていく」と話している。


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