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米露、核弾頭保有数が1600発以下へ
2015年 4月 3日9:31 / 提供:中国国際放送局

 アメリカ国務院が1日に発表した最新データによると、今年3月1日時点で、アメリカとロシアの核弾頭保有数は、いずれも1600発以下に下がったということだ。

 アメリカ国務院の軍縮·核査察及び履行事務局のデータでは、今年3月1日時点で、アメリカの核弾頭保有数は1597発となり、2014年9月1日と比べて45発減ったことが分かった。そのうち、発射体制が整っている陸上配備型大陸間弾道ミサイル、潜水艦発射型弾道ミサイル及び戦略爆撃機に装着された核弾頭の数は全体の50%を占めている。一方、ロシアの核弾頭保有数は1582発で、半年前と比べて61発減ったということだ。

 2010年4月、アメリカのオバマ大統領と当時のロシアのメドベージェフ大統領はチェコの首都プラハで最新版の戦略兵器削減条約に調印した。それによると両国は半年ごとに互いの核弾頭保有数を照らし合わせ、相手国に対して機密データ以外の情報公開を認めると約束している。

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