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プーチン大統領が第二次世界大戦の歴史の真実性を固く擁護すべきと表明
2015年 3月 19日9:31 / 提供:新華網日本語

 【新華社モスクワ3月18日】ロシアのプーチン大統領は17日、第二次世界大戦の歴史の真実性を揺るぎないく擁護し、ソ連人民がこの戦争勝利を取得するために果たした巨大な貢献を台無しにしてはならない、と表明した。

  ロシア大統領公式サイトが掲載した情報によると、プーチン大統領は同日、ロシア衛国戦争勝利(大祖国戦争勝利とも言う)70周年記念活動組織委員会会議で、次のように指摘した。ある勢力が現在、第二次世界大戦の歴史を改ざん、歪曲することを企み、戦争に関わる虚言をはばかることなく散布し、世界平和を擁護し、戦争勝利を取得するためにほぼすべてを捧げた人々を悪意をもって中傷している。このような振る舞いは「ロシアのエネルギーを消耗させ、ロシアの道徳と名声を汚し、ロシアの戦勝国としての地位を剥奪する」ことを目的としている。

  プーチン大統領は次のように述べた。ある勢力は歴史問題について、特に若い世代の人々に向かって、虚言と非常に危険な観点を植えつけようとしている。このため、ロシアの衛国戦争勝利70周年記念は、単純な記念活動の開催であるでなく、本国、ひいては世界レベルの大規模な教育·宣伝活動にもなる。

  今年5月9日、ロシア大祖国戦争勝利70周年記念日に、ロシアはモスクワで開かれる閲兵式やパレードなどの祝賀イベントに世界の多数の国の指導者を招待する。現時点で30カ国を超える国家指導者が出席することを表明している。


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