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世界女性指導者ハイレベル会議、チリで閉幕
2015年 3月 2日9:49 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 世界女性指導者ハイレベル会議は2月28日、チリの首都サンティアゴで閉幕しました。会議に出席した代表らは声明を発表し、女性を差別するあらゆる法律を廃止し、性別平等を実現させるよう求めた。

 国連の潘基文(パン·ギムン)事務総長は閉幕式に出席し、「今回の会議は女性差別などの問題について強く呼びかけた。この呼びかけは無視されるべきではない。各国の政府と各界は一致団結して男女平等の実現を妨げる壁を取り壊すべきだ」と述べた。

 大会は「性別平等のために団結しよう」という声明を発表し、「1995年北京で行われた国連第4回世界女性会議で決められた男女の参政などの面での平等を実現する約束はまだ現実のものにはなっていない。それを次の世紀まで持ちこむべきではない。各国政府は2020年前に、『北京会議行動綱領』で打ち出した12の鍵となる領域の任務を完成させ、女性に参政の権利を与え、女性と児童の権利を守ることを確保すべきだ」とした。

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