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ドイツ、アウシュビッツ強制収容所解放70周年を記念
2015年 1月 28日10:40 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 ナチス·ドイツによる第二次世界大戦中のホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を象徴するアウシュビッツ強制収容所の解放から、27日で70年を迎えた。この日、ドイツ連邦議会は追悼式典を行い、ガウク大統領、メルケル首相、ランメルト議長、及び一部アウシュビッツの生存者らが式典に出席した。

 ガウク大統領は発言で、「強制収容所での悲惨な教訓を心に刻み込むため、ドイツは1996年から『ナチス犠牲者記念日』を定めた。記念しなければ、過去の罪を乗り越えることができず、未来に向かうことも出来ない」と指摘した。

 ランメルト議長はその発言で、「アウシュビッツ強制収容所で発生したことは、人類史上空前のホロコーストであり、犠牲者を記念することはドイツにとって永遠の責任である」と示した後、歴史を忘れず、記念活動をいつまでも行うようドイツの若い世代に呼びかけた。

 一方、メルケル首相は26日、一部アウシュビッツの生存者と数百名のドイツ、イスラエル、ポーランドからの青年とともに、アウシュビッツ強制収容所の解放を記念する活動に参加し、「ドイツは一貫として責任を持って、人々に当時の残虐行為を知ってもらい、心に刻みこむよう心がけている」と語った。

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