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中米両軍、人道支援や減災に向けた合同演習が終了
2015年 1月 19日15:48 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国とアメリカ両軍による人道支援や減災のための合同演習が18日、中国海南省の海口で閉幕した。中国の広州軍区の徐粉林司令官とアメリカ太平洋陸軍のヴィンセント·ブルックス司令官は閉幕式に出席し、優秀演習参加者に選ばれた16人に証書を授与した。

 その後行われた共同記者会見で、徐司令官は「今回の演習により、両軍兵士は経験を分かち合い、共同行動能力を引き上げ、当初の目的を達成できた」としたうえで、この演習で、中国とアメリカの両軍が今後、国際的な人道支援や減災行動を実施するための基礎を固めたと共に、両軍の新たな軍事関係の発展にもプラスとなったと評価した。

 ヴィンセント·ブルックス司令官は「今回の演習で中国とアメリカが相互理解と協力を深めていくという積極的な姿を示すことができた。アジア太平洋地域の各国には、この演習によって、両国が互いに尊重し信頼しあっているという緊密な関係にあることを知ってもらいたい」と話した。また、中米両国関係の重要性を強調し、「今回の演習は、アジア太平洋地域の平和と安定維持という両国元首の願望の現われだ」と指摘した。

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