フランスのバルス首相は、9日夜「フランスで襲撃事件を起こした3人のテロリストは射殺された。しかし、油断してはいけない。フランスがテロに襲撃される可能性はいまだにあるからだ」と警戒を呼びかけた。

　9日、立てこもり事件の収束を受け、バルス首相はメディアの取材を受けた際、「フランスでは、これまで3日連続でテロの襲撃を受けたことがなかった。フランスは、テロリズムからのかつてない挑発に直面している」と述べた。

　バルス首相はさらに、「3人のテロリストは射殺する以外、警察と憲兵隊には他の選択肢がなかった。テロリストは、警察などを殺すのが目的なのだから」と強調した。

　今月7日、フランス·パリにある新聞社「シャルリ·エブド」の本社で銃乱射事件が発生した後、銃撃事件に立てこもり事件と、3日連続で事件が起きた。これまでにテロリストを含めて20人が死亡したということだ。