香港ディズニーランドと香港海洋公園は来園者数の増加に対応するため、大規模な拡張工事を行う。新華社が伝えた。 　

　香港ディズニーランドはすでに、これまでの拡張工事により、開業当時の22.4ヘクタールから27.5ヘクタールへと拡張している。現時点の来園者数に対応するには十分だが、今後の増加を見据えて、第1期用地の残る15.2ヘクタールを活用する拡張計画について検討中だ。今後5〜8年で拡張工事を終え、1日平均延べ3万人以上、年延べ1100万人の来園者を受け入れる計画だ。 　

　香港海洋公園は来園者数が2020年には延べ約850万人にまで増加すると予測。大樹湾に総合エリアを新設する計画だ。立法会財務委員会はすでに昨年、海洋公園の拡張工事に政府が22億9000万香港ドルを融資する計画を承認しており、2017年後半には竣工する見通しだ。