「野のなななのか」
2014年 6月 4日11:07 / 提供:

監督:大林宣彦

脚本:大林宣彦

原作:長谷川孝治

キャスト:品川徹 (Toru Shinagawa) 常盤貴子 (Takako Tokiwa) 

製作年:2014年

海外配給:PSC/TME

上映時間:171 分

Ashibetsu Film Production Committee/PSC

あらすじ:

雪の北海道芦別市、現代。風変わりな古物商《星降る文化堂》を営む元病院長、鈴木光男(品川徹)が92歳で他界した。散り散りに暮らしていた鈴木家の面々が葬式のために古里?芦別に戻ってくる。そんな中、謎の女・清水信子(常盤貴子)が現れる。「まだ、間に合いましたか――?」。不意に現れては消える信子により、次第に光男の過去が焙り出される。1945年8月15日以降も戦争が続いていた樺太で、旧ソ連軍の侵攻を体験した光男に何が起きたのか? そこには信子が持っていた一冊の詩集を買い求めたひとりの少女・綾野(安達祐実)の姿もあった。果たして信子と綾野の関係は? 明らかになる清水信子の正体とは? 生と死の境界線が曖昧な“なななのか(四十九日)”の期間に生者も死者も彷徨い人となり、やがて家族や古里がつながっていることを学び、未来を生きようと決意をする。