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上海婦女連合会の意見:男女トイレの比率は1:2.5に
2014年 1月 18日14:59 / 提供:

 公共場所の女性「トイレ難」問題を解決するため、上海市婦連は都市建設計画でトイレの男女設置比率を1:2.5に変更するという書面意見を、今回の上海「両会」に提出した。

 上海市婦連が500カ所の公共トイレを調査した結果によると、現在男女トイレは1:1以下なのは38.2%で、1:2以上なのは僅か12.4%だと分かった。

 「男女トイレの比率調整は、現代社会の人文的な関心を示す。アメリカは両性のトイレの使用時間について調査を行い、男性は39秒で、女性は89秒、女性は男性の2.3倍なので、人が多い場合、女性はいつも『トイレ難』問題に悩んでいる」と、婦連の黎栄副主任が紹介した。

 このため、上海市婦連は都市建設計画部門は駅、学校、映画館などの公共場所で、新しく建設する大衆トイレの男女比率を1:2.5に調整し、同時に、既存のトイレの改造を行うよう提案した。

(編集:兪静斐)