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カザフ駐在中国大使、安倍首相の靖国神社参拝を批判
2014年 1月 11日9:55 / 提供:中国国際放送局

 カザフスタン駐在の楽玉成中国大使は10日、日本の安倍首相による靖国神社参拝を批判する文章を発表した。

 文章では、「歴史を鏡にしてこそ、初めて二の舞を踏むことを防ぐことができる。2014年は、第一次世界大戦が勃発して100周年にあたる。平和をもとめ、発展をはかり、協力を促すことが阻むことのできない流れとなっている。しかし、時代はこのようなすう勢になっているにもかかわらず、安倍首相は、両手が血にまみれた悪魔を拝み、軍国主義の歴史観を鼓吹し、日本を危ない方向へと導いていこうとしている。もし安倍氏が歴史を直視してそれを深く反省し、間違った行動を認めた上でそれを正すことができなければ、国際社会からの信頼を失うに違いない」としている。

 さらに、「第二次世界大戦のアジア太平洋主戦場では、カザフスタンの兵士たちも含めたソ連赤軍が中国東北部の戦場に赴き、中国の軍隊と人々と肩を並べて闘い、中国の抗日戦争の勝利に重要な貢献を果たした。公然と軍国主義者の魂を呼び戻そうとする安倍氏の挑発に、中国・カザフの両国が断固反対する責任がある。このような軍国主義の悪魔が再び世界に害をもたらさせないようにすべきだ」と強調している。

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