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日本側の歴史問題で言うこととやることが違うやり方は国際社会を欺けない 中国外交部
2014年 1月 16日16:51 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京1月16日】日本の安倍晋三首相の靖国神社参拝に関する岸田文雄外相の発言について、中国外交部の洪磊報道官は15日に、日本側の歴史問題での言うこととやることが違う偽善的やり方は国際社会を欺くことはできないと述べた。

 当日の定例記者会見で、ある記者が次のように質問した。日本の岸田文雄外相は14日の記者会見で、安倍首相の靖国神社参拝について、関係する国がこれを政治問題、外交問題として解釈しないよう希望すると詭弁を弄した。岸田外相は、日本が侵略戦争を起こしたかという記者の質問を避け、安倍内閣は歴代内閣の歴史認識を受け継いでおり、「村山談話」と「河野談話」を否定したことはないと繰り返し述べた。中国側はこれに対しどのように評するのか。

 洪磊報道官は次のように述べた。14日の記者会見の関係する内容を気づいた。日本政府が軍国主義の侵略の歴史を故意に避け、安倍首相の靖国参拝が被害国の国民感情にもたらした深刻な傷みを無視している。指摘すべきなのは、安倍首相の参拝行為自体は文字通り、政治、外交行動だ。安倍首相はすでに、実際の行動で「村山談話」と「河野談話」の精神を否定した。日本側の歴史問題で、言うこととやることが違う偽善的やり方は、国際社会を欺くことはできない。

 洪磊報道官は次のように述べた。われわれは日本側に対し、態度を直し、誤りを認め、やり方を変え、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう促す。

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