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米国は「中国の防空識別圏問題」でなぜ日本を足蹴にしたのか?
2013年 12月 2日15:24 / 提供:
 



 中国の防空識別圏問題で、米政府が自国の航空会社に対して中国当局に飛行計画書を提出するよう“助言”した問題で、「米国はなぜ日本を足蹴にしたのか?」について論じた書き込みが2日、環球網論壇に掲載された。

 防空識別圏問題で米国が日本を足蹴にしたが、全く意外ではない。われわれ中国人や世界の人々はとっくに予想していたことだ。米政府は11月29日、中国側の要請を尊重し、国際線が東防空識別圏を飛行する際には中国側に飛行計画書を提出するよう“助言”した。

 これは、日本政府が自国の航空会社に対して「中国側に飛行計画書を提出しないよう」求める姿勢とは全く逆の措置だ。日米両国の立場に亀裂が生じたことになる。やはり、オバマ政権は賢明だ。ヒステリックに「理解不能」と叫んでいた姿勢から、理性的に「認める」姿勢に180度転換させた。

 米国が中国の識別圏を認めたということは、米国は中国との平和発展の道を選んだということになり、日本のような悪い仲間には加わらないという意思表示である。米国は、中国とやり合ってもよい結果にはならないことを知っている。米国は「中国と仲が悪いふり」をして、日本を利用し、だましたのだ。

 実は、米国は日本を「友だち」とは思っておらず、単なる「駒」か「手先」としか思っていない。米国は「日本に真珠湾を奇襲された」という屈辱の歴史を忘れていない。米国の大統領も「日本に真珠湾を奇襲された」という屈辱の歴史を忘れていない。