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中国の孔泉駐仏大使が仏紙ルモンドへの寄稿で釣魚島の帰属を明らかに(上)
2012年 11月 1日10:36 / 提供:人民網日本語版

 中国の孔泉駐仏大使は31日、仏紙ルモンドへの寄稿「釣魚島は中国に属し、日本には属さない」で次のように指摘した。

 私が12年前に中国外交部(外務省)報道官として最も多く質問されたことの1つが中日関係だ。具体的には歴史問題と領土紛争という2つの大きな問題が挙げられる。

 当時の小泉純一郎首相が靖国神社参拝を繰り返したことは、第2次大戦時に人道に対する罪を犯した戦争犯罪人を拝むに等しく、日本軍国主義に侵害された中国人民を含むアジア人民が、どうしてこれを受け入れられようか?

 欧州も同様に第2次大戦時にホロコーストの惨劇を経験したが、歴史問題に対するドイツの姿勢は日本とは正反対だ。1970年にドイツのブラント首相がポーランドを訪問した時の情景を私は今もはっきりと覚えている。勇敢に過ちを認め、正す民族は自信ある民族だ。歴史問題に対するドイツの姿勢は、今日の欧州の平和と繁栄の基礎だ。

 現在中日関係は釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題によって再び深刻で困難な局面に陥っている。釣魚島が中国に属すことは多くの史料が証明している。ではフランスの史料はどのように記しているのだろうか?フランス国立図書館に職員を派遣して調査したところ、1772年にドリール、1778年にヴォーゴンディ、1817年にブロンドの作成した地図は、いずれも釣魚島が中国に属すことを明記している。

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