日本外相の釣魚島主権主張は「強盗のロジック」 中国外交部
2012年 10月 12日13:59 / 提供:新華網日本語
【新華社北京10月12日】中国外交部の洪磊 報道官は11日の定例記者会見で、中国の釣魚島の主権に関する主張は成り立たないとの日本の玄葉光一郎外相の言論を反駁し、断片的な材料で日本側の釣魚島問題の立場を証明することが「強盗のロジック」と評論した。
洪報道官は次のように指摘した。玄葉外相が一部だけを取り出した材料で日本の釣魚島に対するいわゆる主権を証明したのは今回が初めてではない。国家主権をめぐる厳粛かつ重大な問題で、いつも断片的な材料で自らの立場を証明すること自体が、歴史上から見れば日本が従来から釣魚島に対する合法的な主権を有していない証である。
その上で洪報道官は次のように述べた。日本は甲午戦争(日清戦争)で釣魚島を盗み取った事実は、中日両国の学者による厳密な論述がある。日本の公的文書も明白にそれを記述している。日本側がこうした歴史的事実を無視、回避しているだけでなく、歴史上の戦争手段を通じた侵略に理由を与えている。これは完全に強盗のロジックである。
さらに洪報道官は、日本側には両国関係の健全な発展に影響しないよう事態を早期に収束しようとする動きがうかがえる、日本側が言行一致を守るなら、自らの挑発的な言論と行動の過ちを認識できるようになり、実際の行動で中日関係の大局を維持できるだろうと強調した。
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