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仙台を中心に宮城県が不死鳥のように復活(8)
2012年 8月 21日11:16 / 提供:
三井アウトレットパーク仙台港

 2011年3月11日に起こった東日本大震災で福島県だけでなく、宮城県の仙台も甚大な津波被害を受けた。1年後の仙台はどうなっているのか?8月上旬、上海メディア代表団の一員として仙台を中心に宮城県のあちこちに足を運んでいた。  

甚大な被害を受け、3ヵ月後営業再開の三井アウトレット

 三井アウトレットパーク仙台港(みついアウトレットパーク せんだいこう)は、宮城県仙台市宮城野区の仙台港背後地(みなと仙台ゆめタウン)に所在する、三井アウトレットパーク系列のアウトレットモールだ。

  三井アウトレットパーク仙台港の名和俊之所長が記者団に、「東日本大震災に伴う大津波により甚大な被害を受け、全館休業を余儀なくされたが、しかし一早い復旧・復興に、誰もが勇気づけられた。敷地内や周辺地域はすっかり整備され、3ヵ月後の6月25日に、かつての元気な姿で多くの来場者を迎え入れている」と紹介。

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三井アウトレットパーク仙台港 

 三井アウトレットパーク仙台港は2008年9月12日に開業。商圏は、車で90分圏内に在住する約300万人と見なしており、年間350万人が来場し、年間売上高130億〜150億円を見込んでいる。入居する物販店のうち日本初出店が11店、東北初出店が82店とされ、飲食店は約20店で、うち9店がフードコート(550席)となっている。高さ約50mの観覧車も敷地内に設置している。

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三井アウトレットパーク仙台港

 アウトレットモール形式の物販施設であるが、東北地方における主要な観光ルート上にあることから、土産品や観光情報が並ぶスペースが設置してある。

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三井アウトレットパーク仙台港

 また、観覧車や「東北の味めぐり」がテーマのフードコートを設置しており、単独で観光施設的な面も持ち合わせる。その一方で、日本における主要なサーフスポットの1つである仙台港に隣接することから、サーフィン店が出店しているのも特徴。

(章坤良)

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