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日本破った男子サッカー韓国代表、銅メダル獲得の背景に兵役免除(写真集)
2012年 8月 12日10:24 / 提供:新華網日本語

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  10日、ロンドン五輪男子サッカーの3位決定戦で韓国が日本を2対0で破り、五輪史上初の銅メダルを獲得した。

 【新華社北京8月12日】 2012年8月10日、ロンドン五輪男子サッカーで韓国が日本を破り、五輪史上初の銅メダルを獲得した背景には、兵役免除という特別な報奨制度が原動力になっていたという。

 韓国にとっては五輪史上初、日本にとっては1968年のメキシコ五輪以来44年ぶりとなる銅メダルをかけた戦いは2−0で韓国が勝利した。この戦いにおいて韓国選手が日本選手よりも士気が高かった背景には、韓国の兵役制度も関係しているとみられている。

 韓国の兵役法の関連規定では、五輪でメダルを獲得した選手は2年間の兵役を免除されると定められており、この特殊な奨励制度が韓国勝利の最大の原動力になったと記事は伝えている。ゲーム前、DF金英権(キム ヨングォン)は「銅メダル獲得のために全力を尽くして勝利を勝ち取りたい」と決意を語っていた。

 韓国の洪明甫(ホン ミョンボ)監督はゲーム終盤、これまでゲームに1度も出場していなかった選手をあえて起用し、チーム全員に兵役免除の資格を与えた。兵役法の関連規定には、兵役免除を受ける条件として、たとえ1秒でも必ずゲームに出場しなければならないとの規定があるためだ。

 銅メダル獲得によるチーム18人全員の兵役免除資格の取得によって、韓国の五輪史上、一度に兵役免除された選手数の最多記録となる可能性が高い。

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