アニメ「機動戦士ガンダムSEED」の主題歌でデビューした玉置成実が23日、「上海ジャパンウイーク2011」で熱唱した。 　

　開場から連続のダンス曲で、会場の雰囲気は一気に盛り上がりにさせた。広東でコンサートを開催した玉置成実だが、上海は初めてだ。そして、グルメ通と聞いて、会場の客から小籠包を勧められ、「今夜食べられなければ、明日には帰りません」と、可愛く答えた。 　

　早く若く、有名な歌手になることができる理由と聞くと、玉置は「まずは夢を持つこと」と答えた。また、自分自身はダンスが好きなので、ずっと頑張ってきた。「デビューしてからもあきらめたい、無理かもしれないと思ったときもあったが、家族が第一のファンと思って、頑張った」と話した。 　

　最後のトーク時間では、玉置は是非話したいことがあり、3月の東日本大地震と大津波が発生した後、中国、そして上海の皆さんから声援と協力をもらい、本当に感謝しており、日本は少しずつ復興してきて、音楽もパワーを持ち、皆さんも日本のライブに来てほしいと話した。「日本は元気で、頑張っている」。会場のファン達の熱いアンコールで、記念すべきデビュー曲を再び歌った。それから、上海語の「ゼェウェイ」（さよなら）を言いながら、退場した。

（兪静斐）